【水仕事で起こったぱっくり割れを和らげるポイント】

ぱっくり割れとは乾燥した時期に水仕事などをし、そのままにしておくとなってしまうひび、あかぎれのことを指します。血行が悪くなるなどの原因もありますが、ぱっくり割れは手が乾燥することにより起こることもあるので、周辺の皮膚はカサカサし、固くなります。そのため強いかゆみが起きたり、水仕事をするだけでしみるなどの痛みを生じます。

水仕事の場合は主に指の先になります。指の先は血のめぐりが悪くなることがあり、栄養も行き届かなくなります。そこへ、乾燥が加わるとぱっくり割れが生じ、治ったと思えばまた水を使用したりするのでなかなか良くなりません。また、一度ぱっくり割れをしてしまうと、なかなか皮膚が修復できず余計にひどくなることがあります。

水仕事で起こったぱっくり割れを和らげるポイントは、水仕事の際は手袋をするようにします。どうしても素手で行う場合は熱いお湯はさけ、ぬるま湯を使用します。洗剤類は薄めるなどの工夫も必要です。水仕事の後はきちんと手を拭き水分が残っていない状態にし、かゆみ肌やぱっくり割れ専用のハンドクリームをたっぷりと塗るようにします。ぱっくり割れ専用のハンドクリームには肌の修復を助けるビタミン類が含まれているので使用する際は成分も確認すると良いです。また、保湿成分が強いものを選ぶとより効果的です。
水仕事によるぱっくり割れはまず、傷を今まで以上に悪化させないことが大切です。そのためにも水仕事をしていない時間も保湿に心がけ、手を休める時間をつくるようにします。