【手荒れが治らない原因】

手荒れは冬だけでなく季節を通してなります。手荒れには湿疹や皮膚が硬くなる、かさかさする、皮がむけるなどがあります。乾燥などの原因の他、水仕事やお湯を使った作業を行うとぱっくり割れのような症状がでてきます。ぱっくり割れはひびやあかぎれのようにかゆみや痛みを伴います。また、皮膚が乾燥し柔軟さが失われるためなることが多いです。水仕事の他パソコンをよく使う、お札を数えることが多いなど指を頻繁に使用する場合は皮脂がとられてしまい、手荒れが生じ、治らないことがあります。
水をよく使用する主婦以外でも美容師や、飲食店、事務職員など手指を頻繁に使う人がなりやすく、治るまで手を保護する必要がありますが、そういった職業についている方は手を休めることができないため、なかなか治らないという傾向があります。

湿疹を伴う手荒れは皮膚のバリア機能が低下したことによって引き起こされます。手のひらには毛穴がないため皮脂が出にくい状態にあります。そのため、あせものようなかゆみを伴う湿疹ができ、一度湿疹ができると治らないことがあります。

その他の手荒れが治らない原因としては体質や遺伝的なものがあります。敏感肌やアトピー性皮膚炎の場合は外からの刺激に敏感になってしまい治らないことがあります。
どの場合も手荒れが治らない原因は皮膚の乾燥によるものなのでしっかりとハンドクリームを塗るなど保湿をし、石鹸や洗剤などは皮膚にやさしいものを使用するようにします。