【ティッシュオフを使ったワセリンの活用法】

保湿力が高く、病院で処方される軟膏の基剤としても使われているワセリンは、とても安全性が高いと言われています。そして肌の保湿能力も高いことから、乾燥肌やあかぎれなどの手荒れにも使われています。

しかし、ワセリンは肌に浸透しないためいつまでも肌の上でべたつき感が残ることがデメリットの一つです。そのデメリットを解消する手段にティッシュオフを活用しましょう。

アトピー性皮膚炎や乾燥肌など、乾燥を防いだり肌を保護するために広範囲にワセリンを塗りこんだ後はティッシュオフをしましょう。「せっかく塗ったワセリンを落とすことになるのでは?」という心配もありますが、実はティッシュオフの前にしっかりと肌にワセリンを塗りこむことでワセリンは皮膚のわずかな凹凸に塗りこまれます。その後にティッシュオフするものは肌の上の余分なワセリンなのです。ティッシュオフをすればいつまでも残るべたつきを気にすることなく服を着ることができたり、顔に髪がくっついてしまうことを防ぐことが可能になります。
ポイントは肌にしっかりと塗りこむことと、塗りこむときに手に力を入れすぎないことです。しっかりと塗りこまれていないとティッシュオフの際に保湿に必要なワセリンを拭き取りすぎてしまったり、肌に塗りこむことに一生懸命になりすぎて手に力が入ってしまうと、肌を傷つけたり患部に傷をつけてしまう可能性もあるからです。
優しくしっかりと肌に塗り、余分なワセリンをティッシュオフする方法を、ぜひ試してみてください。